読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Cinema of R

極めて個人的な映画の感想とか

「カッコーの巣の上で」

映画

 昨日あんなに偉そうな事言ってキューブリック監督を貶して(?)いましたが、どうも僕の勘違いだったようです。「カッコー」も顔は中心より上です。となると、あの違和感は一点透視のせいなのでしょうか。それとも広角レンズのせいかな。

  近状はというと、終わりの無いネットサーフィンよりも、締め切りのあるブログの方が楽しいのではないかと思い始めております。楽しさってこういうことなのかな。

 

悪ガキ、ジャック・ニコルソン

 キューブリックはこの映画を見てニコルソンを「シャイニング」に出させたとかなんとか。しょっぱなから警官♂にキスする破天荒ぶり。あれはなんというか、小学生な感じの悪ガキです。婦長も学校の先生みたいで、ニコルソンはさながら勉強したくなさで特別学級に編入したガキ大将か、あるいは男子小学校に突然入ってきたおっさんか。

 下手な例え*1は止めておきましょう。まあ悪ガキが施設に反逆して束の間の青春を楽しむわけです。僕はてっきりジャック・ニコルソングアンタナモされる話だとばかり思っていましたし、パッケージのあらすじもそんな感じだった気がするのですが。

 それとも向こうではこれはグアンタナモなのでしょうか?僕の認識がおかしいのでしょうか。いわゆる「日本の学校」に見えて普通に思える、というのは危険なのでしょうか…。ジャックも犯罪者でありますし、多少の不自由は当然だと思うのですが。

 今凄くこの映画を批判したいです。でも自分の歪みを大きく出してしまいそう。

 

sexすると出られない病院

 そんな見方を思いついたのです。これが学校であるならば、酒と女*2はおかしいわけです。それで何を言いたいのか推し量る。酒を飲んだら始末されて、女と寝たら死ぬわけですね。その点チーフはヤンホモっぽくなったから安心。

 ちょっと邪推かもしれません。映画が父殺しなら、これは母を殺し損ねて中途半端だな、と思ったのです。婦長が苦しんでいるのを見て、アカデミー賞審査員の方々は「ざまあみろ」と思ったのでしょうか。血を浴びた看護婦には性的興奮を抱いたのでしょうか(言い過ぎか)。

 何故こんな考えに至ったのか。性描写の必要性*3を感じなかったからです。「女と遊ぶより早く逃げろよ」とどうしても思ってしまう。看護婦の組んだ脚にどうしても目がいってしまう*4。キャンディーといういかにもな名前の女*5とかなんなんでしょうね…。

 

やっぱり悪役ジャック・ニコルソン

 病院も病院で、他にも手はあったろうとは思いますけど、どうもこの映画はダークヒーロー系だったようです。また先入観に踊らされたか。「いいぞもっとやれ」と思えないのは、僕がまだまだ未熟な証拠なのかな。感情移入できるのはジャックよりチーフの方です。「父殺し」の法則で言うなら正にチーフが主人公ですよね?

 

 

 さて明日は何でしょう。決めていないですけど「淀川長治のシネマトーク」を借りてきたので、もう少し口調が柔らかくなるかもしれません。それでは。

 

 

 

 

*1:スクールバスが出るあたり以外と当たっているかも

*2:タバコは当時おっさんは誰でも吸っていたでしょう

*3:僕が童貞だからなのか

*4:向こうではどんな施設でもあんな格好なんですかね

*5:フレッチャー」婦長は鞭ウィップでしょうか